一般葬・家族葬・一日葬・火葬式の違い|所沢市の葬儀プランの種類と選び方

ご葬儀のご相談で、必ずと言っていいほど出てくるのが「どの形式で送りたいか」というお話です。
このコラムでは、代表的な4つの葬儀プラン(一般葬・家族葬・一日葬・火葬式〈直葬〉)の特徴と、それぞれがどんなご家族に選ばれているのかを、所沢市の葬儀社、ひかりセレモニーが整理しました。
「どの形式で送るべきなのか」で迷っている方に、読んでいただきたい内容です。
なお、ひかりセレモニーの費用の目安やプラン別の違いは、ひかりセレモニーのご葬儀プラン一覧からもご確認いただけます。

目次

代表的な4つの葬儀プラン

現在よく選ばれているご葬儀の形には、おおまかに次の4つがあります。

  • 一般葬:通夜・葬儀・告別式を2日間で行い、ご親族に限らず、これまでお世話になった方々を幅広くお招きする、いわゆる「従来型」のお葬式。
  • 家族葬:ご家族やご親族など、身近な方だけで送る、一般葬と比較すると少人数になりやすいご葬儀。
  • 一日葬:通夜を行わず、葬儀・告別式・火葬までを1日にまとめて行う形。体力面や日程面のご負担を抑えたいというご事情から選ばれることも。
  • 火葬式(直葬):宗教的な儀式(通夜・告別式など)を行わず、火葬を中心にお別れする、シンプルな形。

4つの形式について、よくある流れ・日数・お呼びすることの多い参列者様の範囲をまとめたものが以下になります。
あくまで一般的なものであり、実際にはご家族のご希望や式場の状況によって変わります。

形式 日程 お声がけする範囲の目安 特徴的なポイント
一般葬 2日間(通夜+葬儀・告別式) ご家族・ご親族・友人・知人・お勤め先・地域の方など幅広い場合もある これまでのお付き合いのある方にも直接お礼を伝える機会を持ちやすい
家族葬 1~2日間、葬儀社のプランによる ご家族・ご親族・特に近しいご友人などにしぼることが多い 落ち着いた雰囲気の中でゆっくりお別れの時間を取りやすい
一日葬 1日(葬儀・告別式・火葬をまとめる) ご家族・ご親族中心で、特に関係の深い方をお招きする形になりやすい 2日間の移動や宿泊による、ご負担を抑えられる
火葬式(直葬) 1日(火葬を中心に進める) ごく身近な方のみで行うケースが多い 宗教儀礼は行わず、静かにお見送りしたい場合に検討される

「どれが正解なのか」というよりも、「どんなふうにお別れしたいのか」「どなたに集まってほしいのか」「どこまでご負担をかけたくないか」といった想い・事情に合わせて選ぶことが重要です。
ひかりセレモニーにご相談いただければ、まずはそのお気持ちを一緒に整理し、ご納得いただける提案をいたします。

各プランの基本的なイメージと違い

ここからは、それぞれの形式について、どんな流れなのか・どんな雰囲気になりやすいのかを順番にご紹介します。
あくまで一般的な傾向ですので、「必ずこうなる/こうでなければいけない」という決まりはありません。

一般葬

一般葬は、いわゆる「お通夜・告別式」というイメージにもっとも近い、比較的伝統的な形式です。
一般的には、1日目の夕方にお通夜を行い、2日目に葬儀・告別式・火葬という2日間の流れで進むことが多いです。

ご家族だけではなく、ご親族、友人・知人、地域の方、お勤め先の関係者など、故人様とのご縁がある幅広い方にお別れの機会を持っていただきたい場合に選ばれます。
「きちんとお礼を伝えたい」「ご挨拶の場をはっきり設けたい」というお気持ちが強いとき、一般葬という形が候補になることは珍しくありません。

その一方で、弔問に来られる方のご対応、返礼品や会食など、準備や当日の動きはどうしても多くなりがちです。
ご遺族の体力的・精神的なご負担は一定程度大きくなりやすいため、「どこまで丁寧にご挨拶したいか」と「ご家族のご負担」を、両方考えていくことが大切です。

家族葬

家族葬は、ご家族やご親族、ごく近しいご友人など、限られた方だけで行う比較的少人数のご葬儀です。
「身内だけで静かに見送りたい」「周りに気を遣うより、故人様と向き合う時間を大切にしたい」というお気持ちからご相談をいただくことがよくあります。

多くの場合は、一般葬と同じように、通夜と葬儀・告別式を2日間で行う流れをとります。
一方で、ご家族のご意向や葬儀社のプランによっては、日程をギュッとまとめる形を検討されることもあります。つまり「家族葬=必ず2日間」というわけではありません。

家族葬では、参列される人数が比較的しぼられるため、ご家族が落ち着いた雰囲気の中でお別れの時間を過ごしやすい傾向があります。
外部の弔問対応が一般葬より少なくなることで、心理的なご負担が小さい場合もあります。

ひかりセレモニーでは、所沢市内の式場(所沢市斎場・霊源寺 妙法院会館・昌平寺・自社斎場である天照院など)から、人数感や雰囲気に合う会場をご案内しております。
自社斎場の天照院は、バリアフリーの導線が整っているほか、ホール内が落ち着いた空間で、親しい方だけでゆっくりとお別れの時間を過ごしやすい環境で、ご高齢のご親族にも安心してお越しいただけます。

一日葬

一日葬は、通夜を行わず、葬儀・告別式・火葬までを1日にまとめる形が中心です。
「2日間動くのは体力的に厳しい」「遠方の親族に連日来てもらうのは負担が大きい」といった理由から、選ばれることも少なくありません。

当日の限られた時間の中でご挨拶とお別れを行う流れになるため、ご家族・ご親族を中心に、特に関わりの深い方をお招きするケースが多くあります。

通夜の準備や会食などが不要になるぶん、全体のスケジュールをコンパクトにしやすく、通夜の設営やお料理、返礼の準備が少なくなる分、一般葬や家族葬と比べて、全体のご負担を比較的おさえられます。
ただし、実際の費用や準備の内容は、お花・祭壇・会場の選び方などによって変わりますので、事前相談の段階で見積もりを書面で確認することが重要です。

火葬式(直葬)

火葬式(直葬)は、宗教的な儀式(通夜や告別式など)を行わず、火葬を中心にお別れする、とてもシンプルな形です。

全体の流れを比較的コンパクトにでき、結果として、時間的・金銭的なご負担を抑えやすくなります。
一方で、「お別れの場面が短かった」と感じる方もいらっしゃるため、どこでどのように気持ちのお別れをするかは、あらかじめご親族間で共有しておくと安心です。

ひかりセレモニーでは、自社斎場である天照院にて、30,000円のご負担で、火葬の前に故人様とゆっくりお顔を見てお過ごしいただけるお別れの時間をご用意いたします。

どの形式が「正解」なのかは、ご家族様ごとに違います

ただ、どの形式にも良いところと気をつけたいところがあり、「大きく送る=正しい」「小さく送る=簡単」ではありません。
むしろ、故人様やご家族が何を一番大事にしたいのかで選んでいくことが、後悔の少ないお別れにつながります。

  • 一般葬という形を選ばれることがあるケース:これまでお世話になった方々にもきちんとお礼やご挨拶をお伝えしたい、というお気持ちが強い場合。
  • 家族葬という形を選ばれることがあるケース:ごく近しい方だけで静かに送りたい、周囲への応対よりもご家族で向き合う時間を大切にしたい、といったお気持ちがある場合。
  • 一日葬という形を選ばれることがあるケース:高齢のご家族が多い、遠方のご親族が多いなど、連日のご負担をできるだけ減らしたいというご事情がある場合。
  • 火葬式(直葬)という形を選ばれることがあるケース:故人様ご本人が「形式にはこだわらなくていい」「静かにでいい」とお話しされていた場合や、全体のご負担をできるだけ小さくしたいというお気持ちがはっきりしている場合。

また、宗教的な儀礼をあえて行わず、その人らしさを中心に行う「無宗教葬」や、写真・音楽・思い出のエピソードなどを軸にした「自由葬」という形を希望されるご家族もいらっしゃいます。
とても自由度が高い分、「どこまで行うのか」「どなたまでお声がけするのか」といった部分で迷いやすいこともありますので、葬儀社と一緒にイメージを固めていくと安心です。

まとめ|迷っている段階から相談して大丈夫です

どの形式を選ぶかは、「費用のこと」「体力面のこと」「どなたに来てほしいか」「故人様のご希望」など、いろいろな要素のバランスで考えていくことになります。
「何を優先するべきか」「どこまで準備しておけば良いのか」をお聞かせいただければ、ご希望を叶えられる形式を、ひかりセレモニーがご提案いたします。費用の目安や各プランの違いは、ひかりセレモニーのご葬儀プラン一覧からもご覧いただけます。
まずは、今感じている不安を、そのままお聞かせください。

ひかりセレモニーでは、ご相談・お見積り・ご葬儀まで完全自社対応です。深夜・早朝でも、まずは安心してお電話ください。
0120-67-5622(ひかりセレモニー)

シェアしていただけると励みになります